兵庫県議会議員 大矢たくじの県政報告です。今回は建設常任委員会での調査・審議を中心に、道路・河川・港湾、まちづくり、住宅、上下水道、公共交通など、安全で快適な県土を支える課題と取組をわかりやすくお伝えします。本ページは県政報告として発行しています。


日頃より県政に温かいご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
兵庫県議会の建設常任委員会では、道路や河川、砂防、港湾、まちづくり、住宅、上下水道、公共交通など、県民の安全・安心と地域の発展を支える社会基盤について調査・審議を重ねています。
今回のページでは、令和7年度に行われた建設常任委員会の調査内容を中心に、県政報告をお届けします。県内各地域で伺った現場の声や、県外の先進事例も、今後の政策提言に生かしてまいります。
兵庫県議会議員 大矢たくじ
令和7年度、5つの継続調査事件を柱に、所管部局からの説明聴取と質疑を重ねました。あわせて、県内4地域と栃木県・茨城県・埼玉県・東京都で現地調査を実施しています。
土木部とまちづくり部、企業庁の施策を所管し、交通基盤、災害に強い県土、魅力あるまち、住まい、上下水道など持続可能な社会基盤について審議しています。
県内4地域に加え、栃木県・茨城県・埼玉県・東京都で県外調査を実施しました。
県内外の交流と物流、日常生活を支える幹線道路・生活道路について、整備の進捗と今後の優先順位を調査しました。渋滞対策、通学路の安全、橋梁・トンネルなど老朽施設の点検・更新、災害時の代替路確保を確認しました。限られた財源を効果的に活用し、安全性と利便性を高める道路ネットワークが求められます。
人口減少や運転手不足が進む中、鉄道、路線バス、デマンド交通、空港など地域の移動手段を維持する施策を調査しました。利用状況に応じた路線再編、交通DX、乗継改善、観光・福祉・教育分野との連携を確認しました。通勤・通学、通院、買い物に必要な移動を守り、誰もが外出できる持続可能な交通体系をつくることが重要です。
激甚化・頻発化する豪雨や土砂災害から県民の命と財産を守るため、河川改修、ダム、砂防施設、急傾斜地対策を調査しました。流域全体で雨水をため、流れを遅らせる流域治水や、施設の維持管理、避難情報との連携を確認しました。ハード整備と地域の防災行動を組み合わせ、被害を最小限に抑える備えが必要です。
物流・産業・観光を支える港湾機能と、津波・高潮・波浪から沿岸地域を守る海岸保全を調査しました。岸壁や航路、防波堤、水門などの整備・耐震化、老朽施設の更新、港湾の脱炭素化を確認しました。平常時の経済活動と災害時の緊急輸送を両立できる、安全で強靱な港湾・海岸づくりが求められます。
人口減少や生活様式の変化に対応し、地域の魅力と利便性を高める都市計画・まちづくりを調査しました。駅前空間、公園、歩行者動線、土地利用、中心市街地の活性化、空き地の活用について確認しました。住民や事業者と将来像を共有し、子どもから高齢者まで暮らしやすく、訪れたくなる地域空間を整えることが重要です。
安全で良質な住まいを確保するため、県営住宅の整備・管理、住宅の耐震化、空き家対策を調査しました。高齢者や障害者、子育て世帯など住宅確保に配慮が必要な人への支援と、建築物の安全・バリアフリー化を確認しました。既存住宅を有効に活用しながら、誰もが安心して住み続けられる住環境をつくる必要があります。
県民生活と産業活動に欠かせない安全な水を安定供給するため、水道・工業用水道施設の運営を調査しました。人口減少による料金収入の変化、老朽管や浄水場の更新、耐震化、災害時の応急給水、市町間の広域連携を確認しました。将来の需要と負担を見通し、技術と人材を維持できる持続可能な事業運営が求められます。
生活環境と公共用水域の水質を守る下水道について、処理施設や管路の更新、耐震・浸水対策を調査しました。汚泥の資源化やエネルギー利用、維持管理の効率化に加え、企業庁が担う水道・地域整備事業の運営を確認しました。施設の安全性、環境への配慮、経営の持続性を一体的に高めることが重要です。
委員会の自主的な活動として、特に検討を要するテーマを選定し、有識者からの意見聴取や県内外の事例調査を行いました。
人口減少と運転手不足が進む中、通勤・通学、通院、買い物など県民の移動を将来にわたり確保するため、交通DX、地域交通の再編、鉄道・バス支援の在り方を調査しました。
県内各地域と県外の先進事例を調査し、専門家や現場関係者からも意見を聴取しました。地域ごとの実情を踏まえ、関係主体が将来像を共有しながら施策を進めることが重要です。
交通DX・MaaSの推進予約・決済・運行情報をつなぎ、複数の交通手段を使いやすくします。
デマンド交通と路線再編地域の需要に応じた運行と、鉄道・バスを含む交通網の最適化を進めます。
地域の鉄道・バスを支える生活に必要な路線の役割を共有し、国・県・市町・事業者で持続策を構築します。
分野横断の共創と自動運転福祉・教育・観光などと連携し、新技術も活用して移動手段を確保します。
原文はこちら令和7年度 常任委員会調査報告書 PDFを開く(兵庫県議会のページへ)
県内4地域の道路、河川、港湾、上下水道施設、鉄道・バス事業者などを訪問し、安全な県土と持続可能な地域交通の現場を調査しました。
船津浄水場、神谷ダム、広畑青山線、兵庫西流域下水汚泥広域処理場などを訪問。
丸山川、朝来市・養父市の地域交通、山陰近畿自動車道、丹波篠山のデマンドバスなどを訪問。
大鳴門橋、福良港、淡路夢舞台、加古川下流浄化センターなどを訪問。
舞子公園、新川水門、尼ロック、天神川、猪名川、駅前空間の取組などを訪問。
現地調査や委員会活動の写真やチラシを掲載予定です。