兵庫県議会議員 大矢たくじの県政報告です。今回は産業労働常任委員会での調査・審議を中心に、中小企業、新産業、人材・雇用、国際交流、観光など、兵庫経済を元気にするための課題と取組をわかりやすくお伝えします。本ページは県政報告として発行しています。


日頃より県政に温かいご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
兵庫県議会の産業労働常任委員会では、新産業の創出、中小企業・商店街の振興、人材の育成と雇用、国際交流、観光振興など、地域経済と働く場を支える幅広いテーマについて調査・審議を重ねています。
今回のページでは、令和7年度に行われた産業労働常任委員会の調査内容を中心に、県政報告をお届けします。県内各地域で伺った現場の声や、県外の先進事例も、今後の政策提言に生かしてまいります。
兵庫県議会議員 大矢たくじ
令和7年度、6つの継続調査事件を柱に、所管部局からの説明聴取と質疑を重ねました。あわせて、県内4地域と福岡県・熊本県で現地調査を実施しています。
産業労働部の施策を所管し、新産業の創出、中小企業の経営基盤、人材確保、国際交流、兵庫五国の観光資源を生かした交流人口の拡大について審議しています。
県内4地域に加え、福岡県・熊本県で県外調査を実施しました。
人口減少、物価高、人手不足、国際情勢の変化など県内産業を取り巻く環境を踏まえ、産業政策と雇用政策の総合的な展開を調査しました。地域ごとの産業特性や企業ニーズを把握し、成長分野への投資と既存産業の競争力強化を確認しました。企業の成長が雇用や所得、地域経済の好循環につながる施策が求められます。
スタートアップの創出・成長支援、大学や研究機関の技術を生かした事業化、次世代産業への参入を調査しました。研究開発、人材、資金、実証実験の場をつなぎ、企業間連携や知的財産の活用を進める取組を確認しました。新しい製品・サービスを県内から生み出し、将来の雇用と産業基盤を育てることが重要です。
原材料・エネルギー価格の上昇や人手不足、後継者問題に直面する中小企業・小規模事業者への支援を調査しました。生産性向上、販路開拓、デジタル化、事業承継、商店街の空き店舗対策などを確認しました。地域の雇用と暮らしを支える企業が強みを磨き、継続して事業を営める環境を整える必要があります。
若者、女性、高齢者、障害者、外国人など多様な人が能力を発揮できる就業環境と、人手不足分野の人材確保を調査しました。職業訓練、リスキリング、企業とのマッチング、柔軟な働き方、処遇改善の取組を確認しました。働く人の希望と企業の需要を丁寧につなぎ、安心して働き続けられる兵庫を目指します。
友好・姉妹地域など海外との人的交流を深め、県内企業の輸出や海外展開、外国企業の県内進出につなげる施策を調査しました。留学生や外国人材が地域で活躍できる環境、文化交流、経済ミッションなどの取組を確認しました。国際的なネットワークを地域産業の成長と相互理解へ結びつけることが重要です。
兵庫五国の歴史、文化、食、自然、温泉、産業など多彩な観光資源を磨き、国内外からの誘客を拡大する施策を調査しました。地域を越えた周遊、滞在時間の延長、観光消費の拡大、データを活用した情報発信を確認しました。来訪者の増加を宿泊、飲食、交通、物産など地域経済全体の活性化につなげる必要があります。
物価高や売上減少、災害など経営環境の変化に直面する中小企業を支える制度金融について調査しました。運転資金、設備投資、創業、事業承継、経営改善など目的に応じた融資と信用保証の活用を確認しました。企業が必要な時期に適切な資金を確保し、過度な負担を抱えず成長へ踏み出せる支援が重要です。
脱炭素化を企業の負担だけでなく成長の機会と捉え、省エネルギー、再生可能エネルギー、設備更新、技術開発への支援を調査しました。成長分野の企業誘致や県内投資、サプライチェーンの強化、それに伴う雇用創出を確認しました。環境への配慮と企業の競争力向上を両立し、持続可能な産業構造へ転換することが求められます。
委員会の自主的な活動として、特に検討を要するテーマを選定し、有識者からの意見聴取や県内外の事例調査を行いました。
大阪・関西万博や神戸空港の国際化を好機と捉え、兵庫五国の多彩な資源を磨き、データと人材、国際交流を生かして観光消費を地域経済へ波及させる施策を調査しました。
県内各地域と県外の先進事例を調査し、専門家や現場関係者からも意見を聴取しました。地域ごとの実情を踏まえ、関係主体が将来像を共有しながら施策を進めることが重要です。
兵庫五国の魅力を高付加価値化文化、歴史、食、自然を磨き、地域を越えた周遊と長期滞在につなげます。
データに基づく観光政策SNSや人流・消費データを分析し、効果の高い誘客と地域への経済波及を進めます。
観光人材の育成とDX地域の担い手を育て、予約・決済・情報発信など観光サービスのDXを後押しします。
国際化を地域へ波及神戸空港の国際化や海外との交流を生かし、県内各地へのインバウンド誘客を広げます。
原文はこちら令和7年度 常任委員会調査報告書 PDFを開く(兵庫県議会のページへ)
県内4地域の企業、観光施設、研究・支援機関などを訪問し、ものづくり、人材、地域観光、国際化の現場を調査しました。
神戸新開地・喜楽館、工業技術センター、白鶴酒造資料館、関西学院大学などを訪問。
福伸電機、峰山高原、IHI相生事業所、西播磨県民局などを訪問。
立杭陶の郷、豊岡観光イノベーション、城崎温泉観光協会などを訪問。
ソーイング竹内、道の駅うずしお、ハリマ化成、東播磨県民局などを訪問。
現地調査や委員会活動の写真やチラシを掲載予定です。